説明: 説明: 説明: Z:\html\lab\ie\matsumoto_foreword\images\bu004e2.gif

テキスト ボックス: ごあいさつ



 
日本の製造企業は日本独自の生産方式の確立など世界No.1のものづくり力を誇っていました。このころは現場が主体となった改善活動も活発であり、現場には感動的な創意工夫が見られ、現場およびIErを主とするスタッフの改善力には目を見張るものがありました。しかし、新興国の台頭や市場のグローバル化とコスト削減を目的とした工場の海外移転や工程の委託化によって、日本国内の製造企業のものづくり力はかろうじてIEを大切にしている大企業を中心に保持していますが、以前ほど改善で活気ある現場をあまり見かけない気がします。したがって、これからの日本は、世界的競争に勝ち抜くために、生産現場の改善力を高め、改善を開発・販売へと拡大して、全体での生産性向上へと広げていく必要があると考えています。


 このような状況の中で、経営工学に対するニーズは高まっていくと考えており、当研究室では、企業のもの造りを基本にして、生産企業での改善、農業経営体での改善、経営工学教育、環境教育、などについて研究しています。生産企業での改善の例では、タッピンねじ締め作業の作業測定装置を開発し、さらに訓練システムを開発し、実際の企業に導入しました。この他にも、モーションキャプチャーによる作業の3DCG化方法を考案および提案するなど、いくつかの生産企業と共同研究を実施しています。農業経営体での改善の例では、コマツナなどの輪作・連作を考慮した作付支援システムを開発して提案しました。経営工学教育の例では、在庫ゲーム、MRP演習、グローバル生産戦略ゲーム、自動車工場モデルを用いた教育システムとプログラムを開発しています。環境教育の例では、幅広い年齢層を対象として環境教育のためのゴミ分別ゲームやエコポリーなどのコンピュータ・ゲームを開発し、学校および自治体で実施しています。
 こうした時代の流れに対応できるように、当研究室では、企業のもの造りを基本にして、下記のテーマで研究を行っています。

 @実際の企業における改善技術
 A農業経営体での改善
 B経営工学教育
 C環境教育と環境経営

 

青山学院大学理工学部経営システム工学科
教授   松本 俊之