学科概要
企業をはじめとする多様な組織において、合理的かつ効率的で質の高いマネジメントテクノロジーシステムを構築できるように、経営管理技術や知的情報技術を駆使できる、広い視野で柔軟性のあるエンジニアの育成を目的としています。
本学科は、情報融合系3学科の1学科として2000年度に開設された新しい学科です。企業や社会をより良く機能させるための技術とシステムを開発し、実際の導入までを対象とする実践的な学問領域を志向しています。工学的解決法と社会科学の知識を融合し、たとえば、福祉社会や循環型社会といった、あるべき社会システムの実現に、実質的に役立つマネジメント・テクノロジーを目指しています。
「経営管理、生産管理・IE、OR・確率統計、情報技術」という4つの専門分野に関する講義、先進かつ多彩で実際的な演習と実験を通して、自らの問題意識に応じて主体的に履修できる自由度の高いカリキュラムで構成されています。技術的な処理能力だけでなく、現実の問題を的確に把握できる思考力を養い、問題を解決する能力を身につけることができます。
経営システム工学
(Industrial and Systems Engineering)
組織を“より良く機能させる”ための技術とシステムを開発し、そのシステムを実際に導入するまでの全プロセスで学ぶのが、経営システム工学です。
現実社会の問題を把握し、先進的な管理技術を駆使して新たな管理技術を研究・開発することで高度で先端的な課題解決力を養うことができます。
海外大学との交流を促進するための科目やグループワークによって学ぶ科目、社会に対する洞察力を養う科目など、興味を刺激する授業・実験を豊富にそろえています。
経営システム工学とは
研究室

Researches
経営システム工学科の研究テーマ
ここでは各研究室の研究テーマとして卒論・修論のタイトルを公開します。表示されている論文は各研究室毎にランダムに表示されます。

biological information
視線解析による画像選考における脳波の識別
2018,卒論

strategy
労働コスト調整手段としての所定外労働時間に関する研究
2018,卒論

outlier detection
一般家庭の消費電力における密度比推定を用いた異常検知
2017,卒論

Enterprise Valuation
個人投資家の嗜好を考慮した財務分析による株式銘柄の選定~AHPによる財務指標の重要度の明確化~
2015,卒論

specific_theme
外部刺激を作用させた脳血流量に基づく不安状態の推定法
2018,卒論

network optimization
動的計画法による多目的最短経路と全点間信頼度の並列計算手法の提案
2018,修論

kaizen
リサイクル工場における分解・生産管理の改善
2006,卒論

bachelor
銘柄が増える予測市場のための流動性自動調節マーケットメーカの提案と実験による検証
2016,卒論
Projects
一つの研究室に留まらず、複数の研究室を横断して実施されるプロジェクトは以下の通りです。
Links
青山学院大学理工学部経営システム工学科と関連性の深いサイトを紹介します。