カイゼンマネジメント特論Ⅱ

カイゼンマネジメント特論Ⅱ

標準履修時期:大学院1年次後期

【授業の概要】
世界的競争に勝ち抜くためには、⽣産現場の改善⼒を開発・販売へと拡⼤すること、さらにはマネジメント全体での⽣産性向上へと広げていく必要がある。そこで本講義では、改善をマネジメントするための研究事例に関して、技能訓練編、⼯程改善編、⽣産管理・改善編、経営⼯学教育編の4部に分けて講義する。

【授業計画】

題     目 内  容  ・  キ  ー  ワ  ー  ド
オリエンテーション 講義構成とルール、夢を描こう
技能訓練① 改善活動事例①
「特殊技能伝承のための訓練方法の開発と実施」
技能訓練② 改善活動事例②
「塗装作業における熟練者の動作の特徴を考慮した技能訓練システムの開発」
技能訓練③ 改善活動事例③
「旋削加工におけるナレッジ継承方法の提案」
工程改善① 改善活動事例④
「組立作業における分解作業とキッティングによる作業訓練方法の考案」
工程改善② 改善活動事例⑤
「IE改善としての“ものことオートメーション”の考案と実施」
工程改善③ 改善活動事例⑥
「目と脳の機能にもとづいた周辺視目視検査法の訓練システムの開発」
生産管理・改善① 「アフターパーツの需要分析と予測手法の開発」
生産管理・改善② 「リサイクル企業における効率的な生産管理方法の構築」
生産管理・改善③ 「累積グラフを用いたリードタイム伸長の原因の評価方法の考案」
生産管理・改善④ 「改善活動をサポートするための問題会計システムに関する研究」
経営工学教育① 「自動車工場を題材にしたCIMに関する教育ツールの開発」
経営工学教育② 「地球環境問題機能体系図を用いた効果的な教育ツールの開発」
経営工学教育③ 「環境教育のためのゲームシステムの開発と実施」

【評価方法】出席と毎回のレポートによって評価する。

【教科書】

【参考書】川瀬武志著「IE問題の基礎」(日刊工業新聞社)、金沢孝・松本俊之著「現場改善志向の生産情報システム」(日刊工業新聞社)

【履修前の準備】特になし

カイゼンマネジメント特論Ⅰ
経営情報システム設計