経営システム工学輪講Ⅱ

経営システム工学輪講Ⅱ

標準履修時期:3年次後期

【授業の概要】
4年次の卒業研究で必要となる基礎的な知識として、簡単な在庫ゲームを題材にして実態→モデル→システムの順にプログラミング技術や情報システム設計の基本的な考え方を習得する。その後、4年次の卒業研究の準備として、先輩の卒業論文を教材としてディスカッションを行う。

【授業要旨】

題     目 内  容  ・  キ  ー  ワ  ー  ド
モデルによる在庫ゲーム モデルによる在庫ゲームの演習、ものとお金と情報の流れ、情報と意思決定
計算表による在庫ゲーム 計算表による在庫ゲームの演習、記入ルール、得点分布、グラフによる比較
計算表の自動化 表計算ソフト(Excel)による計算表の自動化、関数、リンク、自動計算
システムチャート システムチャートによる分析、作成ルール、プログラムへの変換ルール
運用サブシステム 運用サブシステムのシステム化、VBAによるプログラミング(INV1)
会計サブシステム 会計サブシステム・注文表・集計表のシステム化、VBAによるプログラミング(INV2~4)
分析サブシステム 在庫グラフの活用(INV5&6)、売逃しと過剰在庫の回避、視覚的支援ツール
意思決定サブシステム 意思決定サブシステムのシステム化、VBAによるプログラミング(INV7)、発注点・発注量
需要サブシステム 需要サブシステムのシステム化、VBAによるプログラミング(INV8)、乱数の生成
シミュレーション シミュレーションによる最適発注点と最適発注量の探索(INV9)
累積グラフ 累積グラフの活用(INV5&6)、売逃しと過剰在庫の回避、視覚的支援ツール
訓練ゲーム 教育訓練ツールとしての在庫ゲームソフトの体験(INV10)
まとめ 現象→モデル→システムへと段階的に理解、最適発注点と最適発注量の理論

 

【評価方法】毎回の輪講での演習の達成度とレポート(2回)によって評価する。

【教科書】

【参考書】金沢孝・松本俊之著「現場改善志向の生産情報システム」(日刊工業新聞社)

【履修前の準備】特になし

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カイゼンマネジメント特論Ⅰ